- NFTに活用されているPolygon/MATICって何?
- 欲しいNFTがPolygonだった!どうやってETHを移すんだろう
- PolygonにETHをブリッジしようとしたらガス代が高すぎる!どうすればいい?
以上のような悩みを解決できる記事となっています。
この記事で紹介する「Polygonにイーサリアム(ETH)を移すための3STEP」を理解すれば、自身が所持しているETHをPolygonに移せるようになりますよ!
また記事の後半では非常に高いガス代を回避して、Polygonに格安でETHを移す工程を載せています!
私はこの方法を使って1万円以上する費用を1000円ほどまでに減らせました。ぜひ実践してみてください。
NFTで初めて仮想通貨の情報に触れた人でもわかりやすく、仮想通貨用語を解説して書いているので安心して読み進めてください!
それでは「【イーサリアムのガス代問題を解消】Polygon(ポリゴン)/MATICとは」から見ていきましょう!
→NFTとは唯一無二のデジタル資産!活用例や購入方法を紹介!
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【イーサリアムのガス代問題を解消】Polygon(ポリゴン)/MATICとは
Polygonはイーサリアムの抱えるユーザー増加によるガス代高騰や取引遅延を解決するためのプロジェクトです。
2017年に開発・2020年5月に提供されたプロジェクトで当時はMATICという名前でしたが、2021年2月にPolygonと変更されています。
またPolygonはイーサリアムブロックチェーンのセカンドレイヤーとなりますね。
メインのブロックチェーン以外で何らかの取引を実行する技術のこと
NFTに活用されているPolygonの特徴3つ
ここではイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するPolygonの特徴を紹介します。
NFTの取引にも活用されているので、NFTから仮想通貨を学び始めた方もしっかりチェックしましょう。
Polygonの特徴3つ
- 独自トークンMATIC
- ガス代が低い
- NFTマーケットやゲームに起用
特徴1:独自トークンMATIC
Polygonには独自トークンとなるMATICがあります。
このMATICはPolygonでの取引で発生するガス代として使いますね。
またMATICは定期ステーキングで報酬が得れるのも特徴です。
しかしPolygonの独自トークンであるMATICは、国内取引所での取り扱いがないので海外取引所やQuickSwapなどで交換する必要があります。
対象の通貨を一定期間保有してブロックチェーンのネットワークに参加することで、報酬を得られる仕組み
特徴2:ガス代が低い
Polygonネットワーク上の取引がガス代が低いのが特徴です。
イーサリアムのトランザクション数が毎秒10~15件程度に対し、Polygonは毎秒6,000~7,000件を処理することが可能だからです。
実際にイーサリアムのガス代では約0.012ETH(約6,000円)だったのに対し、Polygonの場合は約0.057 MATIC (約10円)程度で済むんですよ!
非常にガス代が低いと言えますね。
特徴3:NFTマーケットやゲームに起用
PolygonはNFTマーケットやNFTゲーム(GameFi)に使われています。
なぜなら前述した通り、ガス代が低いためNFTを購入・出品するのに無駄な費用がかからないからです。
NFTゲームでは「My Crypto Heroes」や「CryptoSpells」がPolygonを使用しています。
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Polygonが使われているNFTマーケット2つ
Polygonを使っているNFTマーケットを2つ紹介します。
NFTよりもガス代が高い!という事態を防ぐために、これらのマーケットで取引するのもいいですね。
他のNFTマーケットも知りたい方は以下の記事もチェックして見ましょう。
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Polygonが使われているNFTマーケット2つ
- Opensea
- nanakusa
Opensea
OpenSeaは世界最大級のNFTマーケットで、出品するのが簡単であることから多くのNFTコンテンツが取引されています。
このOpenSeaではイーサリアムの他にPolygonでの出品も対応しています。
Polygonで出品することで、イーサリアムのガス代を相当低く抑えれるんですね!
またOpenSeaでは2021年4月にImmutable Xを導入しており、イーサリアムのガス代がかからずにNFTを作成できます。
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nanakusa
nanakusaとは株式会社スマートアプリが運営するNFTマーケットプレイスです。
このnanakusaではイーサリアムとPolygonが使用されています。
Polygonを使用することで、イーサリアムで課題となっている高騰したGas代を劇的に低く抑えることができます。
日本のマーケットプレイスでお探しならここですね!
【基礎編】Polygonにイーサリアム(ETH)を移すための3STEP
NFTを買うためにETHを持っていたけど欲しいNFTがPolygonの場合、持っているETHをPolygonに移動する必要があります。
そこでここではイーサリアムからPolygonにETHを移す(ブリッジ)方法を紹介しますね!
ここで紹介する方法が一番メジャーな方法となります。
記事の後半には上級者向けですが、最も安くETHを移す方法も紹介しているので、参考にしてください。
Polygonにイーサリアム(ETH)を移すための3STEP
- MetaMaskにPolygonを追加
- PolygonネットワークにMetaMaskでログイン
- イーサリアムからPolygonにブリッジ
まだETH(イーサリアム )を持っていない方はCoincheck(コインチェック)がオススメです!
CoincheckはCoincheck NFTという独自のNFTマーケットもあり、取引所での手数料が無料なので初めての方にぴったりなんですよ!
STEP1:MetaMaskにPolygonを追加
まずはMetaMask(メタマスク)にPolygonネットワークを追加しましょう!
Polygonの追加方法を画像付きで説明していきます!
MetaMaskを開いて「カスタムRCP」を選択
まずはメタマスクを開いて、画像の「イーサリアムメインネット」と書かれている欄をクリックしましょう。
そうすると右のような画面になって、下側に「カスタムRPC」とあるので選択しましょう。
Polygonネットワークを追加する
「カスタムRPC」を開いたら上の画像のような一覧が出るので、上から順に埋めていきます。
・ネットワーク名:Polygon Mainnet
・新規 RPC URL:https://rpc-mainnet.maticvigil.com/
・チェーン ID:137
・通貨記号:MATIC
・ブロックエクスプローラのURL:https://polygonscan.com/
MeatMask(メタマスク)の使い方を知りたい!MetaMaskって何?画像付きの解説で設定をすすめたい。トークンやネットワークの追加方法は?この記事では以上のような悩みを解決できる記事となっています。イーサリアム系We[…]
STEP2:PolygonネットワークにMetaMaskでログイン
次にMetaMaskをPolygonに接続していきます。
PolygonのWebウォレットのページに飛ぶとこの画面が表示されるので、「Connect to a Wallet」を選択します。
その後、使用したいウォレットの選択画面に写るのでMetamaskを選択しましょう!
するとMetamaskが起動して署名の要求がされるので、「署名」をクリックします。
これでPolygonネットワークにログインできました。
STEP3:イーサリアムからPolygonにブリッジ
最後にMetamaskにあるETH(イーサリアム )をPolygonにブリッジしていきます。
先ほど使ったPolyogonのページで「Polygon Bridge」を選択します。
Bridgeの画面を開くと上の画像になりますね。
赤枠で囲んだところにブリッジしたい量のETHを記入して、「Transfer」を押して実行します。
すると以上の画面のような確認画面が出てくるので「continue」を選択してください!
するとメタマスクが起動するので、メタマスクの方でブリッジしたいETH+ガス代の支払いを完了すれば、PolygonにETHが反映されます!
ここでガス代に注意してください!今回の画像のようにガス代が139ドルと異常に高い時があります。
ブリッジするタイミングによってガス代が変わるので、ガス代のチャートを確認してからブリッジを行うのがオススメです!
またこの方法がメジャーですが、ガス代が高すぎるため他の方法でPolygonにETHを移す方法を下で紹介しています!
少し上級者向けですがチャレンジしてみてください!かかる費用が1万以上から1500円程度に減らせますよ!
【上級者向け】BINANCE(バイナンス)を使ってPolygonにETHを格安で移す4STEP
上の画像はETHをPolygonの公式サイトを使ってブリッジしようとした際にかかるガス代です。
この日はブリッジするのに常に100ドル以上のガス代がかかっていました!
ここからは高価なガス代をBINANCEを使って回避する方法を紹介します。
今回紹介する方法でかかる費用が1万以上から1500円程度に減らすことができました!
またここではNFTを買うのにETHを用意している方向けに書いています。
まだETH(イーサリアム)を持っていない方は記事の後半でETHを持っていない人向けの説明をしてますので参考にしてください!
BINANCEを使ってPolygonにETHを格安で移す4STEP
- BINANCEにETHを送る
- BINACEでETHをMATICにする
- MATICをPolygonネットワークに接続したMetaMaskに送る
- Quick SwapでMATICをETHに変える
STEP1: BINANCE(バイナンス)にETHを送る
まずはPolygonに送りたい分のETHをMetaMask(メタマスク)からBINANCEへ送りましょう!
BINANCEにまだ登録していない方は以下のリンクで公式ホームページに飛べるので登録してください。
MeatMask(メタマスク)の使い方を知りたい!MetaMaskって何?画像付きの解説で設定をすすめたい。トークンやネットワークの追加方法は?この記事では以上のような悩みを解決できる記事となっています。イーサリアム系We[…]
STEP2:BINANCE(バイナンス)でETHをMATICにする
BINANCEにETHが入金されたら、ETHをMATICに変えましょう!
上にあるメニューバーから「トレード」を選び、「コンバート」を選ぶと上のような画面が開かれます。
「振替元」にはETH、「振替先」にはMATICを選択し、コンバートを実行することでMATICに変えられますよ。
Polygonの独自トークン。Polygonのガス代として使用されています。
STEP3:MATICをPolygonネットワークに接続したメタマスクに送る
MATICに変えたらメタマスクに送金していきます。
事前準備としてメタマスクにPolygonネットワークに接続しておきましょう!
Polygonネットワークへの接続方法は以下の記事の「STEP1:MetaMaskにPolygonを追加」で詳しく紹介しています。
NFTに活用されているPolygon/MATICって何? 欲しいNFTがPolygonだった!どうやってETHを移すんだろう PolygonにETHをブリッジしようとしたらガス代が高すぎる!どうすればいい?以上のような悩み[…]
BINANCEで仮想通貨の出金ページからメタマスクに送金します。
それぞれの欄には「通貨」にMATIC、「アドレス」にメタマスクのアドレス、「ネットワーク」にMATIC/Polygonを選択しましょう!
金額は最大を選択して問題ないです。
受取額を確認して、セキュリティ認証をしてから出金します。
数分したらPolygonネットワークのメタマスクで送金されたMATICが確認できますよ!
STEP4:Quick SwapでMATICをETHに変える
PolygonネットワークにMATICが反映されたら、Quick SwapでMATICをETHに変えましょう!
Polygon(Matic)ネットワーク上に構築された分散型取引所、MATICをガス代として使う
そもそもETHがない場合にPolyogonにETHを追加する方法
上記ではNFTを買うためにETHを用意していた人や元々仮想通貨を持っている人向けに紹介しました。
ここではそもそもETHを持っていない人がどのようにPolygonにETHを追加するのかを説明していきます!
仮想通貨取引所でBTCを得る
まず仮想通貨取引所でBTC(ビットコイン)を得ます。
もしまだ仮想通貨取引所の口座を持っていないなら、これを機に口座開設しましょう!
Coincheckは独自のNFTマーケットもあり、取引所での手数料が無料なのでオススメです。
BTCをBINANCEに送金
仮想通貨取引所でBTCを得たらBINANCEに送金します。
BINANCEの仮想通貨入金で、「通貨」にはBTC、ネットワークには「BTC」を選択します。
アドレスを発行したら以上のような画面になるので、アドレスをコピーしましょう!
アドレスをコピーしたらBTCを得た取引所の仮想通貨出金からBINANCEに送金します。
BINANCEでBTCをMATICに変える
BINANCEにBTCを入金できたら、BTCをMATICに変換しましょう!
先ほど紹介した「STEP2:BINANCE(バイナンス)でETHをMATICにする」と同じように、「トレード」から「コンバート」のページにいきます。
「振替元」をBTC、「振替先」にMATICを選択してコンバートしましょう!
MATICに変換した後は「STEP3:MATICをPolygonネットワークに接続したメタマスクに送る」と同じ工程なので、この記事を少し戻って進めてください!
Polygonを使う際の注意点2つ
Polygonネットワークを使う際の注意点を紹介します!
以下の注意点を意識しないと、思わぬ損害を受ける可能性がありますよ。
しっかり見ていきましょう!
Polygonを使う際の注意点2つ
- セルフGOX
- メインネットワークにETHを残す
注意点1:セルフGOX
セルフGOXには気を付けましょう!
PolygonにあるETHをそのままbitbankなどの取引所に送金できません。
ブロックチェーンの種類が違うため送金してしまうとセルフGOXしてしまいます。
PolygonにあるETHはイーサリアムのメインネットにブリッジする必要があるんです!
NFTクリエイターがPolygonで得た利益を、そのまま取引所に送金して利益が全てなくなってしまうこともありました。
自分の不注意により、所持する仮想通貨を紛失または引き出せなくしてしまうこと
注意点2:メインネットワークにETHを残す
全ての資金をPolygonに移すのではなく、イーサリアムメインネットにもETHを残します。
Polygonからイーサリアムのメインネットにブリッジする際にガス代がかかるからです!
いざ得た利益をブリッジしようとしても戻せない事態は避けましょう。
Polygonに関する最新情報
ここではPolygonに関する最新情報をお届けします。
気になるニュースがあったらチェックしてくださいね!
新プロダクト「Polygon Avail」のテストネットをローンチ
開発中のプロダクトPolygon Availのテストネットを、2022年2Q(4月から6月)にローンチする計画を発表しました。
Polygon Availはイーサリアムブロックチェーンのスケーラビリティを高めるだけでなく、ブロックチェーン開発者やユーザーの体験を向上させるプロダクトとなっています。
これにより、より高速な取引とコストの削減が見込まれているんですね。
【まとめ】Polygonでお得にNFTを手に入れよう
今回PolygonにETHを移す方法を紹介しました。
Polygonの使用は広まっていくと思うので、NFTをPolygonで購入するのは全然ありです。
今後はPolygonでの購入方法や、得た利益をPolygonから換金するまでの手順の記事などを紹介します。
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